一ッ葉は若い世代,特に支援学校の卒業生の自立を目標に置いています。
「来たれ若人,一ッ葉で学び自立せよ」
のコンセプトの下,将来の一般就労や一人暮らしに向けて支援を行っています。
平成28年3月20日より開所
共同生活援助事業所一ッ葉
(1)事業開始にあたって
出水市においては,障害者の暮らしの場であるグループホームは,当時わずか4件であり,当法人も平成25年度から計画は上がっていたものの,資金面等の問題からなかなかスタートを切ることができませんでした。
平成27年度になり,やはず園で働き,自立したいという障害者の希望者及び,養護学校に在籍する生徒のみなさんの,やはず園で働きたいという思いを叶えるため,当時の理事長が中心となりスタートに踏み切りました。
地域貢献の一環として,共同生活援助事業所を設置したものであり,出水市以外に居住する障害者のみなさんからの期待もあり,今後入居者は少しずつ増えていくと予想されます。
(2)事業所名の由来
一ッ葉(ひとつば)は出水市木であるイヌマキを指すことが多く,やはず園がある出水市平和町は,植木市が月に数回開かれることもあり,事業所名を「一ッ葉(ひとつば)」と命名し,建物が鹿島公民館内にあることから,「鹿島寮」と命名しました。
(3)事業所の概要
共同生活住居名 共同生活援助事業所一ッ葉 鹿島寮(事務所はやはず園内に置く)
所在地 鹿児島県出水市知識町295番(鹿島こども園隣)
建物の構造 木造セメント瓦葺2階建
築年月日 昭和52年9月28日(平成元年1月増築)
土地の面積 571.21㎡(172.79坪)
床面積 1階 155.00㎡ 2階 54.31㎡/計209.31㎡ (63.31坪)
利用定員
9名(男性専用。1室は体験利用専用)
主たる対象者
障害の細分なし。ただし,中古物件利用のため,階段の勾配,廊下幅等において,軽度障害対象が適当であると思われる。支援員の配置はありません。介助を希望する方については,外部の居宅介護事業所を利用することになります(実費)。
事前に実習を行い,利用の可否について判断をさせていただきます。
昼間利用予定事業所
やはず園・紫尾の里・その他近隣事業所・他(送迎については,紫尾,やはずについては行っていますが,他事業所利用及び就労している方については,事業所及び就労先と相談)
利用料
(個人負担)4.5万円,5.0万円,5.5万円(光熱費及び朝,夕食代込)
職員配置
管理者 1名(兼務。24時間連絡体制整備)
サービス管理責任者 1名(兼務)
世話人 2名(1名は兼務。勤務時間合計週52時間以上)
その他
嘱託医契約は現在法人と嘱託医契約を交わしている楠元内科医院と契約。歯科医については,村岡歯科医院が協力。その他,居宅介護事業所愛ちゃんと契約。
バックアップ事業所としてやはず園に依頼。